実は無知な業者も多い?パミール屋根の修理を依頼する業者の選び方
パミール屋根の修理業者の中に、「数年後にボロボロになる」と不安を煽るようなことを言ってくる営業マンがいます。
確かにメンテナンスを怠れば劣化によりボロボロな状態になってしまいますが、不安を煽られると冷静な判断が難しくなり、悪質な業者だと見極めきれないことがあるでしょう。
特に事例としてボロボロに劣化した屋根の写真を見せられると説得力があるので、すぐに修理しないといけないと思い、業者の思惑にはまってしまう可能性があります。
中には必要のない工事まで提案されることもあるので注意が必要です。
特に現地調査を行わない、もしくは簡易的な調査だけて済ませる業者の場合は不要な工事を提案されたり、原因を突き止めず不適切な修理方法を提案してきたりすることがあります。
現地調査が不十分だと勝手に追加工事をされ、見積額よりも大幅に上がっていることもあるので、追加料金の有無や、どういう場合に金額が上がるか確認しておきましょう。
修理方法の要点やリスクの説明があるかどうか
パミール屋根の修理を行う業者の中には、専門知識が足りず間違った工事を行う場合もあります。
例えば、屋根の修理では塗り替え、カバー工法、葺き替えの3つがありますが、最も簡単な修理法は塗り替えになるでしょう。
屋根の補修や再塗装により屋根の性能を取り戻すことができますが、工程に高圧洗浄があり、パミール屋根の強度だと高圧洗浄をすると破壊する恐れがあるので、塗り替えでの修理は難しいと言えるでしょう。
カバー工法の場合、水分をたくさん吸収した既存のパミール屋根に新しい屋根材を葺くことになるので、屋根に結露が発生し、木材が腐食するリスクが考えられます。
そうなると、新しい屋根材に交換する葺き替えが安全ですが、撤去の費用がプラスされ、工期も長いなど欠点があります。
修理方法に応じてメリット・デメリットがあるので、工事内容やリスクなどを詳しく、一般人でも分かりやすく説明できる知識を持っているかどうかが、業者を選ぶ見定めポイントとなるでしょう。
パミール屋根は無知で悪質な業者が修理すると危険なので、専門家に相談するようにしてください。